「Webライターは稼げない」、「文章を書くのが苦手だからWebライターには向いていない」と、副業の選択肢からWebライターを外していませんか?
今回は私、小林ハムの体験談を基に、好きなことや得意とするものがあれば、Webライターとして稼げることを解説します。
特にIT分野に強いのであれば、Webライターで稼ぐことができる可能性は高いです。
本記事を読むことで、ITの知識を持つ方でWebライターとして最初の一歩を踏み出すことを悩んでいる方が、挑戦するメリットを理解することができます。
記事執筆者情報[a]
執筆者:小林ハム
(ブログ:https://webwriterko86.com/ Twitter:https://twitter.com/writer_8686ko)
私は現在副業でWebライターを1年近く継続しています。
本業は会社員として営業職に勤めており、Webライターとして活動している時間は早朝や仕事終わり、休日がメインです。
Webライターを始めたきっかけは、元々パソコン作業が嫌いではなかったことと、専門職ではありませんが少しIT分野に興味があったことです。会社以外の収入源を作り、本業に依存しない人生にしたいと思い、Webライターに取り組みました。
元々読書は好きでしたが、文章を書いた経験はほとんどなく、ブログやSNS運用の実績もないところから、Webライターを始めて2ヶ月目で月5万円の収益を達成することができました。
以下では、IT分野に強みを持つ人がWebライターを始めることで、どのようなメリットがあるのかを具体的に解説します。
ファーストキャッシュが得やすい
全くの未経験からWebライターを始めると、最初のうちは案件獲得や慣れないリサーチに苦労します。
しかし、IT系の知識があれば挫折することなく取り組むことが可能です。
その理由は、以下で詳しく解説します。
案件選びで迷わない
Webライター初心者の間は無数にある案件から、どの案件に応募してよいか分からず迷ってしまうことが多いです。
ただ、得意なジャンルを持っていることで、「これなら書けそう」と感じられる案件が必ず見つかるので、案件選びに迷うことがありません。
IT系のライティング案件はクラウドワークスやランサーズでも多数募集が掛かっているため、数日間案件を探していれば、応募できそうな案件を見つけることができます。
Webライター始めたての頃は多くの案件に応募をすることで、ファーストキャッシュの獲得が早くなり、その後の成長スピードも高まります。
私もWebライターを始めて1ヶ月目で、文字単価2円の案件を受注することができました。
リサーチの時間が少なく済む
Webライター初心者は、リサーチ作業に疲れて挫折してしまうことが多いです。
特に詳しくないジャンルの案件を受けてしまうと、どれだけリサーチをしても内容がうまくまとまらず、時間だけが過ぎてしまうことも。
しかし、リサーチはWebライターの作業時間における半分以上を占めているため、避けて通ることはできません。
ただ、得意なジャンルが既にある状態でWebライターを始めれば、リサーチにかかる時間を短縮できます。
すばやく執筆に取りかかることで、ファーストキャッシュが得やすくなり、モチベーションを維持することができます。
高単価案件を狙いやすい
Webライターとして稼ぐ金額を増やしていくには、文字単価の向上は欠かせません。
IT系ジャンルの案件は将来的に文字単価を上げていくにも適しています。
その理由を本章では解説します。
IT系ジャンルは単価が高い
IT系ジャンルは案件数が多いだけでなく、文字単価の高いものが多いです。
エンジニアとしての実務経験がある場合は、より単価の高い案件を受注しやすくなります。
実務経験がない場合でも、案件数をこなすことで専門的な内容が書けるようになるため、単価を上げていくことができます。
私自身もエンジニアとしての実務経験はありませんが、Webライターを続けていくうちに文字単価2~3円でお仕事をいただけました。
また、IT系ジャンルと並んで文字単価が高い傾向にあるのは次のジャンルです。
- 転職
- 金融
- マッチングアプリ
- 不動産
- 教育
これらのジャンルに好きなことや得意なものがある方も、Webライターに向いているといえるでしょう。
クライアントからスカウトされることも
IT系の記事が書けるライターの需要は高いため、クライアントの要望を満たす記事を執筆し続けることで直接スカウトされる場合があります。
クラウドワークスやランサーズはもちろん、情報発信を行っているSNSやブログがあれば、そちらからも問い合わせが入ります。
スカウトによって受注するお仕事は、クライアントが「この人に書いてほしい」と依頼しているため、文字単価が高いことが多いです。
私自身もそのようなライターになれるよう、日々の案件に精一杯取り組みながら、Twitterやブログでの情報発信を行っています。
今後も需要が高い
IT系の案件数は多く、これからWebライターを始める方にもおすすめできるジャンルです。
本章では、IT系の記事に関する需要が高い理由を解説します。
IT市場は発展している
日本でもIT市場は急速に発展しています。話題のChatGPTや、メタバース、NFTなど新しい技術やサービスが次々とリリースされていて、テーマが豊富です。
新たな技術やサービスが登場すれば、その解説記事や比較記事を依頼するクライアントが現れます。
新しいものが多く登場しているITジャンルでは、当面Webライターの需要が高いことが見込まれます。
ただし、最新情報を常にインプットし続けることが必要です。
IT人材が不足し争奪戦状態になっている
IT系の記事を書けるWebライターの需要が高い理由の一つに、人材市場の動向があります。
経済産業省が実施した「IT人材需給に関する調査」※1では、2030年にIT人材が最大約79万人不足すると試算されています。
別の調査では、IT人材を目標通りに採用できなかった企業は62%※2とされており、企業間で人材の争奪戦が行われている状態です。
その中で、IT人材の転職メディアが多数登場し、自社サービスへの登録を促すための記事や検索流入を増やすためのSEO記事が執筆できるWebライターを募集しています。
そのため、IT系の知識があり、セールスライティングやSEO記事に強いWebライターは重宝される傾向にあります。
私自身もこれらのメディアで執筆させていただいた経験がありますが、文字単価も高い案件が多く、これからWebライターを始める方にもおすすめできるジャンルです。
まとめ
今回は、IT系に強みを持つ人にWebライターをおすすめできる理由を、私の体験談を交えて紹介しました。
Webライターは即金性が高く、初心者の方でも収入を得やすい職種です。
一方で、得意なジャンルや執筆経験がないと、低単価な案件に取り組むことになり挫折してしまいやすい特徴もあります。
IT系のジャンルは需要が高く、文字単価も高い傾向にあるため、実務経験や資格などの強みを持っている場合はWebライターで大きく稼ぐことが可能です。
この記事を読んだことがきっかけで、Webライターを始め、稼ぐことができるようになった方が増えればとても嬉しいです。